【DDOG】Datadogについて徹底解説(やすブログQ&A)

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個別銘柄

こんにちは!やす(@YasLovesTech)です。最近、Twitterで◯◯の銘柄についてどう思いますか?ということが結構多くなってきたので、定期的にその中できになるもの、話題のものを選んで答えていこうと思います!今日は、Datadog(DDOG)について考察していきます!

まとめ

・財務状況は化け物レベルで良い!
・ただし、かなり割高
・プロダクトはコロナで追い風
・サーバー監視はライバルも多く競合優位性が鍵

なお、私自身買ってるわけではないので、さっと見た感想という点に留意いただければと思います。今後も、〇〇についてどう思いますか?という質問は大変ウェルカムです!私も知らない銘柄がたくさんありますし、もし良さそうな銘柄があれば皆さんに知っていただく良い機会になればいいなと思います。中にはメールをくださる方もいますが、できれば Twitterでいただく方がブログ内で使いやすいのでTwitterでいただけると嬉しいです。

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Datadog!株価122%成長!

私のとあるツィートに対して、情弱タロウさん( @KENSAN32254146 ) からDatadogに関して質問がありました。(ROKUはすいません、、、また次回ということで)Datadogはグロース株勢にとっては結構有名な銘柄だと思いますので、私も気になってました。

株価もご覧の通り、昨年9月に上場してから122%成長しており、特に5月上旬に決算を発表してからかなり上昇しています。

プロダクト

Datadog: 2-Minute Tour

どんなプロダクトかというのはこちらのビデオを見ていただくのが一番イメージつきやすいと思います。また、同社のウェブサイトのプロダクトページにも詳しく書いてあります。

これらは、サーバー監視ツールというカテゴリに分類されます。また、アプリケーションを監視するものをAPM(Application Performance Management)と呼ぶようですが、Datadogはサーバー監視、アプリケーション監視の両方を含みます。

サービスを運営する上でサーバーは必須ですが、サーバーには1秒で数百、数千、サービスによっては数万というアクセスが集まることが多々あります。その中で、プロダクトコードのバグ(エラー)、サーバーの負荷(CPU使用率、メモリなど)、ネットワーク帯域の使用状況などプロダクトを運用するには様々なログや数字を見る必要があります。それらのレポートを見てコードを修正したりサーバーのチューニングをしたりしますが、毎秒そのような大きなデータを人力で分析するのはほぼ不可能です。

そういった場合にDatadogなどのサーバー監視ツールが必須になります。競合もかなり多く存在し、New Relic、Sumo Logic、Dynatrace、Splunkなどかなり多く存在します。今日は深くは見ませんが、Datadogに投資する場合はこれらの競合に勝てる優位性があるかどうかが最大の焦点でしょう。

Just a moment...

DatadogとDynatraceの比較だけGartner社のレビューで見ることができるのですが、どうやらどちらも同程度に高いという印象を受けます。Gartner社は安心できるレビューサイトなのでこれを見る限り競合性に問題点はないように見えます。

財務データ

売上高$131M ( 87% YtoY)
粗利率79%
粗利 $104
R&D-$40M
マーケティング-$45M
その他経費-$15
営利$4M弱
————-————-
フリーキャッシュフロー$19M
現金残高$798.5M
————-————-
時価総額$11.89B
PSR51.18

こちらは7月3日時点でのデータになります。決算資料はこちらにあるので投資を検討される方は是非見てみてください。

https://investors.datadoghq.com/news-releases/news-release-details/datadog-announces-first-quarter-results

売上は$131Mで年間前年同期比87%も成長している化け物クラスと言っていいほどの成長率です。粗利も79%でこれもトップクラスですね。70%あればかなりいいと見てます。

また、この手の会社がR&Dとマーケティングに粗利を全部つっこみ営利がマイナスなのはよく見られる光景ですが、まず営利が残っている時点で素晴らしい財務状況だと思います。また、大抵マーケティングの方が項目として大きいことが多いのですが、R&Dにも同額を使っているのはやす的には好感持てます。

また、フリーキャッシュフローも黒字の上、現金保有率もこのクラスの会社では異次元クラスです。大抵は$200M程度なのですが、$800Mも保持しているのでまず潰れることはないでしょう。負債もほとんど持ってないです。

ただし、数字がいいのでPSRが51.18とかなりの高額になっています。こちらのグロース一覧を見ていただければわかりますが、2020年6月末時点では高くてもだいたい30前後までの会社が多い中で、50は相当割高と考えられます。また、PSRに関しては2番目の記事を見ていただければと思います。

まとめ

やす的には、基本的に今からこの銘柄に投資するのは難しいと判断してます。PSRが50にも達しているので、別の言い方をすれば30まで下落しかねない下方エネルギーをかなりためている銘柄と言えます。少しでも売上成長が鈍ったり、何か事故でもあればPSR30くらいまで一気に下降(株価が3/5)することは十分あり得るので、資産を安全に保全するポリシーからすると投資はありえません。

ただ、一方で財務状況はトップクラスでいいので、このまま売上も株価も上がっていく可能性はけっこう高いと見ています。結果論として株価が上がっていく可能性は認めますが、やはり資産を失う可能性が大いにあるDatadogには手を出さない方が無難かなとw私は考えます。もし今現時点でDatadogを保持していて、含み益が十分にあるのであればそのまま持っている判断は大いにアリだと思います。このままPSR50をキープしたまま1年成長が維持できればダブルバガーもあり得る銘柄だと思います。

プロダクト的にはコロナでインターネット全体のトラフィックが増加傾向であるので、こういったトラフィックに応じて業績が伸びるタイプ(サーバー監視なのでサーバー使用量が増えれば株価が上がる)には追い風が吹いてるでしょう。その点は大いにプラスです。

もし、このDatadogに投資をするのであれば、サーバー監視システム、APMとして競合優位性がかなり高いことを確認しないとなかなか投資は難しいのかなと思います。この調査はかなり時間がかかるので今回は割愛させていただきますが、一応、さらっと調べた限りでは評判は良いようです。

今後もよろしくお願いします

ここまで読んでいただきありがとうございます。やすブログでは、テックニュースやテック株の解説記事を引き続き書いて行こうと思います。

今回は、フォロワーさんからの質問でDatadogを取り上げましたが、今後も〇〇という銘柄についてどう思いますか?という質問はウェルカムですのでぜひTwitter上で気軽に聞いてください。いただいた中で気になったものを定期的にあげさせていただきます。

最後に、投資はあくまでも自己責任でお願いしますプライバシーポリシー・免責事項をよくお読みください。今後も良い記事を書いていきたいので、引き続き応援よろしくお願いします。

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