決算前ポエム。割高グロース株にどう投資するか?

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投資全般

こんにちは!やす(@YasLovesTech)です。先週までのテック大暴落と今日の暴騰を受けて、今後のグロース株に対する考えをまとめた完全ポエム記事になります。

・グロース株はかなり割高
・グロース株バブル崩壊は念頭に入れておく
・決算が落ち着くまで投資は焦らない
・今は分析、分析、分析
・決算を楽しみましょう!

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グロース株はかなり手を出しにくい

僕の投資のスタイルとしては色々細かい点ありつつも以下のように集約されます。

・バイアンド長期ホールド(1年以上)
プロダクト的に、技術的に素晴らしい銘柄に投資する
・割高銘柄には手を出さない

普段のブログ以外の時間では、できるだけ多くの銘柄を分析し上記の条件に当てまはる銘柄を探してきました。ですが、現時点でのPSRの状況をご覧ください

私がトラッキングしている40ほどのグロース銘柄になりますが、ほとんどが30以上になっており非常に割高と感じます。コロナ前はここまでしっかりトラックしてなかったので正確な比較はできないですが、25を超えると高いなというのが普通の感覚です。PSRに関してはこちらの記事をご覧ください。

7月上旬にLivongo HealthがTwitter界隈を騒がしましたが、LivongoもPSR26から36に飛び込んできました

なので、私の目線としては25以下、できれば20以下を広く見るようにしているのですが、そうすると今度は本当に投資したい銘柄ではなく、PSRが安いから投資をするという投資の本質とはずれた状況に陥ってしまいます。別の言いをすると、「お?これは!?」と思う銘柄は大抵PSRを25を超えている状況です。

グロースバブルが弾ける可能性を念頭に置いておく

一方で、PSRなんて関係ない、良い銘柄は高いんだという意見も多いですが、少なくとも私はPSRを無視してインするスタンスをとってません。

負けない戦をする

基本的には私のスタンスは、勝つことよりも負けない戦を心がけてます。前線が怪しければ速攻撤退します(いち早く相場にインできたのもコロナで速攻ポジション解消したからですね)。今のグロース相場の状態は、勝てそうな雰囲気が強い相場ではありますが、一方で1つでも前線が崩壊すれば総崩れになる。そんな印象を相場から感じます。まさに先週の相場は、それが垣間見えた瞬間だったのではと考えます。

マーケットの全体感からすると、実体経済がボロボロで資金の行き先がない中で、コロナ状況下でも売上、利益をあげ続けている数少ない「米国 x テック」セクターには非常に資金が集まりやすい状況になってると考えます。

一方で、実体経済が少しでも復活の兆しが見えれば資金は簡単にバリュー銘柄、オールドエコノミー銘柄に逃げていく。そんな状況が醸成されていると考えます。

米国を中心にまだまだコロナの感染者数は衰えを見せてないですし、ワクチンがない中で冬に突入すれば、実体経済が本格的に回復するのはまだまだ時間がかかると一般的に考えられてると思います。

とはいうものの、人類は経済を復活させていく方向に努力をしていくので予想に反して実体経済が早急に回復する可能性は十二分にあると思います。一度、そういったトレンドが醸成されてしまうと、「米国xテック」のみに資金が集まるという状況は急速に崩れていくでしょう。すなわち、高PSRの崩壊=グロースバブルの崩壊を常に念頭に置かなければなりません。崩壊はしないまでも、PSRが上がり続けることはありえないので、資金をリスクにさらしたまま株価が上がらない日々が続く。そんな相場がやってくるのではと構えています。

もちろん、これは杞憂かもしれないので前線から一歩引いた状態で、防御を固めながら前進するという姿勢はもちろん必要です。ただ、決して前線に飛び込んではいけない。

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決算が落ち着くまでは休憩

コロナショックで全ポジションを解消し、3末から相場にインしてきて、Amazonをはじめ多くの銘柄を割安で仕込めたことはかなり幸運でした。(Amazonなんて私が買った4月6日は$1968だったなんて信じられません)7月20日の今日に至るまで、十分に信じられる銘柄はETFを含め13に上ります。色々、ブログに話題になったかと思いますが、幸運にもFastly, Peloton, Livongoなどをかなり割安で仕込むことができました。

一方で、7月もずっと銘柄を探してますが、Livongo以降、割安で良い銘柄にめぐり合うのがかなり難しいなと感じてます。正直、Livongoもかなり際どいラインではありました。

今後は4月ー6月に比べ、銘柄を探して仕込むというスタイルの投資ペースは落とします。コロナショック回復期における割安相場は一旦終わったのかなと解釈してます。今は、無理に動かず7月、8月の決算シーズンを見守る方向で考えてます。決算後には新しい景色が見えると思うのでそれに応じた投資行動を取るつもりです。

じゃあどこに投資するの?

とはいうものの、いいプロダクト・技術があれば貪欲に投資はしていきます。ただ、現時点では無理にPSRが安い銘柄には投資をしないという意味で、決算を通じて良いプロダクト・技術・成長性に納得できればそこにはガッツリ踏み込んでいくとは思います。

実は、いくつか化けるのでは?という銘柄には打診買い(1-2%)をしてます。

Agora : 高品質な動画チャットやストリーミングを実装できるAPIの提供。コロナ後リモートに対応したいニーズが高まってる(Twilioと同じストーリー)
Wix : もともとはウェブサイトのCMS。コロナ後にShopifyに似た機能を加速してる。ウェブサイトCMSでは最強クラスなのでそれが全力でShopify化したら化けそうだなと思ってる
Cloudflare: 中小規模事業者に好まれているCDN。セキュリティにも強い。トラフィック急増で需要が増えてる。割高だったが、先週の暴落で安値圏に入ってきたところを拾う
Teladoc: リモート診療プラットフォーム。成長率がえぐい角度で上がっている
Avalara: 税金関連のSaaS。昨今のCoupa, DocuなどのバックオフィスSaaSの安定性にあやかりたい

これらは現時点では成長率を鑑みPSRはギリギリインできる状態ではありますが、Confidene(自信)が足りてません。逆指値をしっかり設定しつつ、怪しければ即撤退します。

一方で、決算で良いニュースが出たら優良割安銘柄に化けるかもと思っているので、その後の急騰に備えて平均価格を抑える意味でも少し保有している状態です。保有率が低いので万が一決算後に-10%とかなっても全体に与える影響は軽微です。

投資という意味では、しばらくはQQQか大型テックに資金を回していこうかなと考えてます。割高なグロースか、割安でパッとしないグロースにお金を入れるくらいだったらQQQに回していくほうが現時点では現実的なかと考えてます。大型テックは決算が良ければという感じです。PaypalとかNvidiaは結構好きです

QQQはGAFAMやテックが入っているイメージが強いですが、ペプシやギリアドなど非テックも多く含まれてるので先週の暴落時でも大きく下落することなく、ほぼ下落分を回復しています。今後、非テックに資金が流出していく備えとしてQQQは悪くない選択かなぁと考えてます。VOOは影響が強すぎてしばらく辛いんじゃないかなぁと考えてます。

今一番大事なこと

分析、分析、分析

全てのグロース銘柄に言えることですが、決算後上がった数日後に入ると負ける確率が高くなります。決算の前にあらかじめいくつかの銘柄を分析し、良い決算が出たらすかさず翌日にインできる体制を作ることが何より重要です。

今は、焦って投資を進めるタイミングではなく、できる限りより多くの銘柄を分析し、プロダクト・ビジネスを把握し、決算に備えておく。それが一番重要じゃないかなと考えます。

気になっている銘柄で決算が出れば、それが悪くてもよくても第一報的な記事は出していこうと考えてますのでみなさまよろしくお願いします!

今後もよろしくお願いします

今日はちょっとポエム的な記事になってしまいましたが、もしこんな記事も面白いとお思っていただければTwitterで返信いただけると嬉しいです。

とにかく、今は目の前の決算を楽しみましょう!未だかつてないほどの大きな需要の波がテックに押し寄せてきているのは間違い無いです。株価は少々期待値が高くなってるかもしれませんが、テック企業の決算はものすごいものが出てくるのでは無いかとかなりワクワクしてます

最後に、投資はあくまでも自己責任でお願いしますプライバシーポリシー・免責事項をよくお読みください。今後も良い記事を書いていきたいので、引き続き応援よろしくお願いします。

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