こんにちは!やす(@Yasushi_1985)です。今日は米国株式投資について、記事を書いていこうと思います。本業はベンチャーキャピタリストとして未公開株に投資をしてますが、公開株に関してはほとんど素人なので本来であればこのような記事を書くノウハウや資質もありません。しかし、今週たまたまニューヨークにいまして、誰よりも現地の情報をお届けできるかなと思い記事にしました。
僕自身もカルフォルニアにいるとゆっくり時間が流れすぎてて、ニューヨークの実感がわからなかったのでそういったものが伝えられればなと思います。
あくまでも投資は自己責任でお願いします。僕の記事もあくまで現場から見た視点です。ただ、僕はこの記事にそってポジションを取ってます。3月11日現在のポートフォリオは99%が現金です
ニューヨークでコロナウィルスが本格拡大したのは3月9日
ニュース
冒頭で述べたとおり、3月9日よりニューヨークにいます。まずはニューヨークで起きているコロナ関連の記事を一部紹介します。
3月10日にWeWorkなどのオフィスでコロナ感染者が見つかりました。
ニューヨーク州立大学など一部の大学が休校になったと3月9日に報じられてます。
3月3日にニューヨークを走る電車でコロナウィルスの発生が報告されてます。
実際に私が体験したこと
今回はビジネスの出張できているので、もちろん事前にアポイントメントを取っています。しかし今週に入り、13のミーティングのうち5つが突然キャンセルになりました。そのほとんどが会社からの要請で外出禁止になり、ミーティングができなくなったというものです。
先週まではアポイントメントが普通に取れていたので、状況が変わったのは明らかに3月9日の週と言うことになります。
また、いくつかパーティにも出るのですが、基本的に握手はせず肘と肘を突き合わせるのが基本の挨拶となってました。会う人、会う人みなピリピリしているのがよくわかります。
その他米国で3月に入り起きていること
米国のテックカンファレンスは2月末から3月に入り次々とキャンセルが続いています。
ロサンゼルスの世界的なゲームイベントE3も今週キャンセルを発表しました
Googleも3月10日に全世界の従業員に対し、リモートワークを原則とする指示を出しました。
これはつい先ほど出たニュースです。アメリカがなんとEUからの入国を30日間停止しました。
アメリカ全体で3月9日から新たなフェーズ入り
以上のことから、3月9日の週からアメリカが新たなフェーズに入ったことは間違い無いでしょう。3月9日前までは基本的に普通にビジネスが行われていましたが、今週からは一気に自粛モードに突入しました。
リモートで働けるとはいえ、アメリカはやはりネットワーキングでビジネスが発生する社会でもあるので、ビジネス的な影響は計り知れません。
また、人々が出歩くことを自粛する中で飲食や小売などが影響を受けるのは言うまでもありません。
United航空はすでに予約が70%も減少したと3月10日に報じられました。航空業界は早く影響を受けましたが、3月9日より本格的に自粛ムードに入ったのであらゆる産業に影響が出始めるのは3月9日以降ということになります。こういったニュースも続々と出てくるでしょう
株価で見る第1トレンドと第2トレンド
ここから先は事実というより株価を見た僕の分析です。以下は、ダウ平均株価のチャートになります
第1フェーズ
2月21日から起きたダウの急激な下落は、まだアメリカでのコロナウィルスが発生本格化する前です。中国をはじめ、韓国やEUで急激に感染が拡大したことを受けて大きく下落しました。この時はまだアメリカで症例はあるものの、大きく拡大している状況ではなくあくまで、アメリカ外の要因を受けて下落したと考えてます。
僕自身もアメリカは中国からの受け入れを早々に制限してるし、コロナウィルスを抑えられると楽観的でした。第1フェーズの状態では、Twitterでも購入をしている方が結構多かったように思えますし、僕自身もある程度買ってました。
第2フェーズ
株価的にも第2フェーズが始まったのが3月9日からです。これは今までのトレンドとは違い、アメリカでの感染拡大を受けての下落です。
実際、現場で何が起きているかは上述した通りで、感染者増加のほか、ビジネスの影響が次々と出始めています。
中国や日本はコロナウィルスがアメリカよりも1〜2ヶ月ほど早く始まり。中国に至ってはそろそろ終わる雰囲気すら見せてます。日本も今のところ封じ込めには一定の成功を収めてるように思えます。
ですが、アメリカは3月9日が初日です。これが日本にいる方と大きな時間軸の違いだと思います。僕は3月9日から新たなフェーズに入ったと思い全て売却しました。
まとめ
最後にまとめます。株価の数字だけ見るとピークから20%近くも落ち、そろそろ底では無いかと買う人もいるかもしれません。日本の状況はあまりわかりませんが、日本の感覚はおそらくコロナ発生から2、3週間ほど経過しそろそろある意味慣れてきた頃では無いでしょうか?日本の感覚だと底と感じるかもしれません。(中国もそろそろリカバーしてるし?)
しかし、アメリカのコロナウィルスの拡大は今ようやくスタートしたばかりなのです。アメリカ株に投資されている方は楽観視せずこれからのニュースに良く目を見張った方が良いかと思います。
少なくとも1、2週間経過するまではアメリカが抑え込めるかどうかもわかりません。アメリカが日本のようにうまく抑え込めれば今が底の可能性もなくはありませんが、イタリアや韓国のように拡大してしまったらさらに下落する可能性は大いにあるでしょう。
中国のケースを当てはめれば、コロナウィルスの感染が沈静化するまでに最低3ヶ月(6月まで)はかかりそうです。そして、それらの経済的影響が実際数字となって現れ始めるのは第1四半期のレポートが出始める4月からでしょうか。。。
最後に、投資はあくまでも自己責任でお願いします。この記事の後に爆上がりしても責任はとりませんので(笑)
今後もよろしくお願いします
ここまで読んでいただきありがとうございます。今後も良い記事を書いていきたいので、引き続き応戦よろしくお願いします。
今後ともよろしくお願いします
ブログを読んでいただきありがとうございます。
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Comments
[…] 先日の記事でも書いた通り、アメリカは3月9日にコロナ感染が本格的に始まりました。向こう1、2週間で感染者数はかなりの人数で増えていくでしょう。 […]
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