[週間グロース11月1周目]バイデン相場!グロースすでに超割高!

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投資全般

こんにちは!やす(@YasLovesTech)です。10月4週目のグロース銘柄の動きをまとめていきます!

まとめ
  • バイデン当選ほぼ確実!情勢は1月の上院議員選挙へ
  • ダウ、ナスなどの指数は緩やかに上昇すると予想
  • 決算はテック企業概ね好調。GAFAMも良好。
  • 好調セクター:広告xSNS, Eコマース
  • グロースはすでに10月水準を超え「超割高」の水準へ
    • ここから先グロース銘柄への投資・買増しは高値掴み注意
    • 今は銘柄分析に時間を当てるのが良さそう

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動画解説

[週間グロース11月1周目]バイデン当選!グロースはすでに超割高へ!

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全体感

グロース中央値:12.34%
ナスダック: +7.9%
ダウ:+6.1%
S&P:+6.4%

今週は全ての指数で大幅に上がりました。一般的には、下院議員、上院議員、大統領の見通しがだいぶたったことによる不透明感の払拭と理解されてます。

下院議員 :民主党
上院議員 :共和党優位もジョージア州の行方によっては民主党へ
大統領:バイデン(民主党)

みなさん知ってる方も多いと思いますが、あとはジョージア州の上院議員選挙が非常に注目されてます。ここが共和党になるか民主党になるかで大きく結果が違うことになるので、1月の上院議員選挙はかなり注目です。

選挙関連のまとめは、もみあげ先輩のブログをマストで読んでください。これを読まないと話になりません。

こちらがQQQのグラフになりますが、50日平均線を行ったりきたり。このブログを書いてる時点ではナスダックの先物がかなり調子いいので、今週はバイデン当選によるご祝儀相場になると予想になります。しかし、長期的には赤丸で書いたような急上昇相場にはならないかなと考えてます。金利はこれ以上下がらないと思うので、あくまでも今回の決算に対する素直な反応になると思います。ナスダックを構成するGAFAMの決算は比較的良好(+10% YoY程度)でしたので、バイデン大統領就任、上院選挙まで緩やかに上がっていくかなと考えてます。

グロースは後述しますが、すでに割高になっているので、この先はかなり警戒が必要になります。

10年国債の金利は、先週一時的に0.7%台に落ちたものの、また0.8%台に戻ってきました。私はマクロは詳しくないのであまり何が作用しているかわかりませんが、少なくとも長期的には低金利を脱しなければならないはずなので、ワクチンが完成し実体経済の回復とともに緩やかに上がっていくのではないかなと予想してます。金利が上がるとグロースから資金が流出するは観測ベースでも真だと思います。コロナ相場の後半戦はこの実体経済の回復+金利上昇局面をどうハンドルするかが重要かなと私は考えてます。特に、今はグロースはすでに「超割高」と言っても良い局面になってるので、金利がピクリとしただけで一気に調整。ということも十分に考えられると思います。

今までの決算・来週の決算

大統領選挙で盛り上がりましたが、過去2週間は決算も非常に多かったです。

決算の感想

GAFAM : 概ね好調
グローステック:全体的に好調
好調セクター:
=> 広告が明らかな復活( Snap,Pins, FB,Google, Roku, Trade Desk )
=> Eコマース( Etsy, Wayfair, MercadoLibre)

オールドエコノミーが軒並み苦しい展開だと思いますが(ほとんど見てないですが)、コロナ禍において人々の生きる唯一の手段の一つのテックは概ね良好です。特に、Eコマースを中心とするマーケットは非常に好調のように思えます。Q3から広告が復活してきたのもの、どこかでレポートを見たのですがEコマース関連の出稿が増えているようです。

SNS x 広告セクターも絶好調です。ほとんどが、コロナ禍でユーザーは大きく伸びてたもののQ2で広告出稿が大きく減ったものの、Q3でもそのままユーザー数を伸ばし、そこに広告が戻ってきた形で大きく反発しました。SNS関連企業ではユーザーの伸びが命です。Q2,Q3のステイホームでユーザーを大きく抱えた各種SNSはしばらく良い決算が期待されます。

今後の相場を左右するGAFA決算まとめ!!決算感想会♪

来週の決算

日付銘柄
11月9日(月)Yalla Group
WorkHouse
BeyondMeat
RingCentral
ZoomInfo
eXp World Holdings
Fulgent Genetics
Nautilus( NLS)
Novavax
GoGo
Plug Power
11月10日(火)BioNTech SE
10x Genomics
Datadog
Lyft
Rocket Companies
Health Catalyst Inc
11月11日(水)GrowGeneration
Lemonade
Vroom
11月12日(木)Amwel
Wix.com
Cisco System
Fartech
Tencent
Unity
Celsius
AudioEye
Palantir
Disney
11月13日(金)DraftKings

今週も非常に忙しい一週間になりそうですね。私自身は保有している銘柄は一つしかありませんが、多くの方がドキドキする決算を迎える週となりそうです。私も出来る限り速報を動画などで出していこうかなと思います。

また、ここには書いてませんが、各種SaaSの決算が12月の1周目に集まってきてます。こちらもグロース投資としては重要な決算になるでしょう。詳細はこちらの記事を参照してください。

Q4に向けて

11月3日までの直前の不安定相場が、事実上の仕込み相場になったのは間違い無いでしょう。4日以降に、テックを中心に大きくあげた相場でしたが、グロース銘柄は全体的にすでに「超割高」の水準に入ってきました。先週の4日までに仕込めてない場合は、原則ここから先の仕込みは買い増しであってもグロース銘柄に関しては高値掴みの可能性があります

セクターだったり、決算の有無などによって状況はそれぞれ違いますが、投資される際は今一度PSRなど含め、適正価格かどうか確認の上投資するのが良いと思います。

こちらはグロースの相場がよく見えるので使ってますが、WCLDというSaaS系を集めたETFのチャートです。これを見る限り、50日平均線を離れると必ず調整が入ってきました。今回も早々に平均線を離れる動きを見せているので、過去の例に習えば警戒すべきです。

今は、無理に投資や買増しなどせず、決算も多いことですし銘柄分析の時間に当てるのが良いかなと考えてます。ここまでPSRが高くなってくると、人気の高PSRを追撃するのはなかなか投資がしづらいです。いままでコロナの影響で低迷してた銘柄の反発を狙うような銘柄に投資するのが一番良いと考えますが、そういった銘柄を見つけるのは難しそうですね。

なお、グロース以外の銘柄については、もちろん個別に分析が必要ですが、緩やかに上がっていくのかなと考えてます。8月末にみられたような、GAFAMや指数などが上がって、グロースはあまり上がらないという相場の可能性もあるかなと考えてます。

全グロース140銘柄週間ランキング

今週はほんとグロース各種が爆上がりと言っても過言ではないですね。こんな上がってるのは、週間ランキングつけ始めて初めてです。逆に決算が悪いものはほんと容赦無く売り込まれてますね

FTCH : アパレルECですが、今週Alibabaが投資するというニュースを受けて好投しました。12日の決算注目です

APPS: 10月末に神決算がでたのですが、地合いに巻き込まれて大きく下落しまいたが地合い回復とともに急成長しました。2位とは思わなかったですがすごいですね。

TTD: 決算が良かったです。個人的には、そんな良いか?と思ってます。PSRかなり高いですね

GRWG:大麻。なぜか上がってます。今週決算です。

PLUG: バイデンの見通しが高まったからでしょうか?9日決算

UBER: Eatsがかなり成長しており、Ridesも確実にそこ打ってます

ROKU: 広告万歳!

NET:好決算です。PSRをさらにふみあげてます。

MELI, W, ETSY: Eコマース勢は概ね好調です

グロース、SAAS中央値チャート

代表的SaaS40種、グロース100種のPSR中央値のグラフになります。先週1週間の上げだけで、10月のPSRの高値を楽々超えてしまいました、、、、過去の観測的にはこの水準にくると調整が入るのが常です。

今回は、バイデン当選の祝砲ですので、どこまでテンションがもつか、、、このPSR的にはこの相場で追撃するのは非常に危険なように思えます。

グロース警報

「超割高」*高値掴み注意!

*全グロース中央値:PSR(ttm) = 時価総額/(過去12ヶ月売上)
*SaaSグロース中央値 PST(ttm) : PSR = 時価総額/(過去12ヶ月売上)
*SaaSグロース中央値 PSR(4x) : PSR = 時価総額/(直近売上*4)

SaaS PSRランキング

SaaSだけに限ってPSRを見てみても、10月末に大きく下げたPSRはわずか1週間でほぼ元のいちに戻ってきました。また、見慣れた割高チャートですね。

バイデン当選の祝砲ではありますが、確率的には調整が入る確率の方が高いように思えます。ここから先の買増しは減速危険かなと考えてます。

今後もよろしくお願いします

ここまで読んでいただきありがとうございます。やすブログでは、テックニュースやテック株の解説記事を引き続き書いて行こうと思います。

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