軟調相場になるかもしれません。今後の見通し

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投資全般

こんにちは!やす(@YasLovesTech)です。本日、9月10日は米国株式市場は大きく反発しました。とりあえず一安心というところですが、今日はやすの今後の見通しについての所感です。肌感的な感じで、あまり数字に基づいた感じでは無いですが、緩く読んでいただければと思います。

まとめ

・3つのリスクによっては軟調・下落相場に
・・GAFAMリスク
・・バイデン当選リスク
・・Teslaリスク
・悲観論では、年末にかけて下落。標準ストーリーではヨコヨコを想定
・ロスカット(逆指値)重要!
・銘柄によって、パフォーマンスがわかれる。Q2で強かった銘柄を!

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過去の経緯

大雑把に言えば、AppleとTeslaが引き起こした異常加熱相場だったのかなと今は考えてます。明らかに2社の株式分割、あのあたりからマーケットがおかしくなった感じがします。

こちらはQQQのチャートと50日平均線ですが、今まで50日線から一定の距離で飛行を続け立てたのが、株式分割あたりから離れ始めて、リスクに耐えられず破裂した。というのが簡単な経緯の見方です。

なので、また50日平均線とある程度の距離を保ったまま緩やかに登っていくというのが楽観的な見方で、アップサイド的にはこのストーリーが頭にあります。10年国債の長期金利も大きく上がってないので長期トレンドはこんな感じかなと思ってます。

今後のダウンサイド

ダウンサイドとしては一番悲観的な見方をとります。

ダウンサイド(悲観的)

・GAFAMリスク( 特にApple, Google, Miscrosoftの崩壊)
・バイデンの当選
・Teslaリスク

この3つが起きるとかなりマーケットは冷え込み、年末にかけて大きく下がるのかなと考えてます。一応、楽観的には考えてますが、最悪ストーリーとしてはこれらを常に念頭に入れてます。タイミングによっては今回の暴落のように一気に落ちることは十分に考えられるので、常に逆指値(ロスカット)の設定は確認が必要だと思います。

なので、上述のようにアップサイドは念頭にあるので、そこは運良ければ取れるかなと考えてる程度で、基本ストーリーはこのダウンサイドの1つか2つが発生することを前提に考えてます。特にGAFAMリスクは結構な確率で発生すると考えてます

GAFAMリスク

異常なまでに加熱したGAFAMですが、端的な見方はグロースも含めハイテクは、

「超割高」から今回の暴落で「割高」まで落ち着いた程度

です。特に、Apple, Google, Microsoftの順番で危ないなと考えてます。危ないというのは、別に各社が良い・悪いというわけではなく、決算の割に期待値が乗りすぎているという印象を持ってます。逆にAmazon, Facebookは期待値通りというイメージです。これらの企業が実質、ナスダック・S&P500・相場の雰囲気をある程度形作ってるので、これらの企業の動きは本当に注意が必要かなと思います。

少し前の記事になりますが、詳細はこちらにあるので、こちらももし宜しければお願いします。

Apple

Appleは株価的には「下がった!割安!」に見えるかもしれませんが、まだまだ割高です。ひょっとしたら超割高とも言えるかもしれません。私はAppleが次の決算、そしてQ4の決算を無事に超えられる自信がいまいちありません。理由は3つ

Appleリスク

・9月15日の製品発表が非常にDisappointment ( ARグラスとか出れば安心 )
・Q3の決算がQ2から成長が減速する可能性
・Q4の決算が壊滅する可能性(新機種延期・AppleStore閉鎖)

これらを全部パスできる確率は高いとは言えないと思います。 Appleは一般的にQ2の決算が良かったと言われてますが、私はiphoneSEとリモート需要(ipad, PC)による一時的なものかもしれないと警戒してます。少なくとも決算はその辺りが後押ししたようです。iphoneSEに関しては毎年出すわけにもいかないですし、来年以降の持続的な売上になるか疑問ですし、ipad,PCはおそらくリモートワークの需要でQ3も続くか不明瞭です。とはいうもののフェアに言えば、Q3はなんとかパスする確率もあります。しかし、Q4は大事なホリデーシーズン。この時期にiphoneの新機種延期は致命傷だと思います。また、全米は少なくともApple Storeは閉鎖のままの可能性が高く、ホリデーシーズンが例年通り売れるかどうかは結構チャレンジでしょう。崩壊する可能性もまぁまぁあると思います。

色々書きましたが、今のマーケットがAppleによってある程度影響受けているのであればAppleがこの後もいい決算出す確率は決して高くないと思います。製品発表・決算次第では株価は下降トレンドに十分なりうるし、それがナスダック・S&P500、マーケット全体に影響与える可能性はあるなと思います。

Google, Miscrosoft

Googleは、何度もいいますが、前回の決算減収・減益です。株価が上がっている方がおかしいと考えてます。普通なら、良くてもせいぜい横ばい。本来であれば、大下落だったはずです。各企業の広告バジットがそこまで復活してるとは思えないので、Q3が増収・増益だったとしても厳しいものになるかなと思います。

Microsoftも、Azureは大丈夫ですが、Office 365が結構減速してます。Appleと同様にリモート需要に支えられ、Windowsが好調ですが、こちらもQ3で維持できるかは不明瞭です。維持できない場合は、結構厳しい決算になるでしょう。

Facebook(おまけ)

現時点では、あまり期待値が織り込まれてないので、そういった意味では安心してみてますが、iphoneにおけるIDFA問題があるので、Facebookもやや不安です。ただ、何れにせよPER的にはあまり期待されてないので、少なくともQ3決算は大きく崩れないかなと考えてます。それよりも、あまり知られてませんが9月にFacebookも傘下のOculusの製品発表があります。ひょっとしたら、FacebookがARグラスを発表してくるかもしれません。これが出てきたらFacebook一気に盛り上がりますね。

Q3の決算が転換期

まだ、GAFAMに関してはQ3まではQ2の期待値が続いてるので、しばらくは下落もあまりせず、上昇するかもしれません。ただ、Q3の決算が悪ければGAFAM爆弾が爆発し、ハイテク・グロース全体に悪影響があることは十分に考えられると思います。

決算シーズンは10月下旬頃でしょう。この辺りの決算次第ではナスダック、S&P、QQQ、VOOなど非常に軟調なものになるでしょう。

バイデンの当選

これは現時点では確率はあまり読めません。いちお、世論調査を見る限りはバイデンが優勢で、株式相場もある程度見込んでるのかなと思っているので、そこまで大きな下落があるという見方はしてませんが、当選の可能性が高まるにつれて、非常に軟調になってくると思います。

バイデン氏の政策については、もみあげさんが詳しくまとめてるのでそちらを一読されることをおすすめしますが、基本的には増税路線なので経済にはダメージが大きいかなと考えてます。

Teslaリスク

Teslaに関しては、あまり詳しくないのでコメントはしにくいのですが、少なくとも超割高なのは間違い無いと思います。Teslaが将来的に作るマーケットや未来に期待値が大きく乗ってるので、そこは理解できるのですが、一方で非常に脆い株価かなと思います。今現在は、大きく崩れるイメージは持ってませんが、GMとニコラの提携だけで大きく崩れたように、何か予想外のニュースで大きく上下する銘柄かなと思ってます。

Teslaもマーケットの雰囲気を形成する重要な銘柄だとは思いますが、本当にジェットコースターのように乱高下するので、何か万が一ということがあれば一気に冷えるかなと考えてます。そこは正直私自身は読めてません。

個人的には非常に応援している企業ではあります。

まとめ

上記のように、GAFAMリスク、バイデンリスクの2つはそれなりの確率で発生し、万が一があればTeslaリスクも発生する相場です。これらが悪い方向に傾けばナスダック中心に相場が年末にかけて崩れる可能性は常に考えてます。

なので、まず第一にパフォーマンスを上げるためには、何度も言いますが、ロスカット(逆指値)設定を常に忘れずにしておくことが非常に重要だと思います。いつ何時、ニュースによって相場が崩れかねないので、その時に機敏に反応できない可能性は結構たかいので、逆指値が本当に資産を守ってくれます。

崩れないまでも、標準的なストーリーとしては、GAFAMリスクがQ3に顕在化して、ナスダック全体が非常に軟調になる可能性はそれなりに高いと考えてます。軟調というのはヨコヨコですね。また、Q3前にまたロビンフッターによる加熱相場が訪れれば、今度の暴落は今回の比じゃ無いでしょう。ですが、おそらくそれは来ないかなと考えてます。

ここから先の相場は、銘柄によってパフォーマンスが非常にわかれる相場だと思います。今までは金利の低下によって銘柄全体のPSR、PERが引き上げられ、どの銘柄買ってもそこそこリターンが得られた相場ですが、ここから先は良くてPSR、PERが横ばい。下手したら期待感の減速、PSR,PERの下降があり得る相場です。そうなった場合に、それを上回る成長力を出せる銘柄しか株価が伸びないでしょう。適当な売買をしたら本当に痛い目に遭う相場だと思います。基本的には、決算をよく見てコロナ禍においても強かった銘柄に投資していくのが王道かなと思います。チャートだけ見て投資したら結構痛い目見ると思います。

バリュー投資は基本的にしませんが、ワクチンのステータス次第では、バリュー株は持ち直す可能性はあるんじゃ無いかなと考えてます。ワクチンが配布されれば、Q1の決算くらいから良い数字もチラホラ出てくるでしょう。こちらはPRS,PERが上がる局面ですので、ひょっとしたら楽なステージかもしれません。あまり得意では無いですし、私は多分やらないですが、バリュー投資が得意な方の意見を聞くのもいいかもしれません。グロース銘柄でバリューっぽいのはUBERやAYXとかですかね。この辺りを仕込んでも面白いかもしれません。

今後もよろしくお願いします

ここまで読んでいただきありがとうございます。やすブログでは、テックニュースやテック株の解説記事を引き続き書いて行こうと思います。

最後に、投資はあくまでも自己責任でお願いします。今後も良い記事を書いていきたいので、引き続き応援よろしくお願いします。

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