こんにちは!やす(@YasLovesTech)です。皆さんのご存知の通り、9月の1周目、2周目でナスダック、GAFAMを中心に米国株は大幅な下落に見舞われました。まだまだボラティリティが高い日々が続きますが、一旦ある程度落ち着いたので、今日はその時の振り返りをして、反省と学びをまとめたいと思います。
ブログやYouTubeでは、儲かる話ばかりに目が行きますが、暴落の失敗から学び損失を最小限にすることは、かなりパフォーマンスに影響します。暴落の記憶が風化する前に今回の暴落から何を学び、どう活かすかをまとめました。
- 株価暴落のサイン(50MAの乖離・仮想通貨・個人投資家の登場)
- 失敗と学び(割高買増し、下落してるナイフ、ショートへの備え)
- 成功したこと(躊躇ないコンマリ、逆指値、ロスカット)
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米国株大暴落とサイン
こちらがQQQのチャートになります。QQQはナスダックの連動を目指しているETFなので、こちらをナスダックの代わりとして使います。9月2日をピークに、9月8日にかけて10%急落しました。もっとも、コロナショックなどに比べると大したことない暴落ですが、それでも私自身を含め、手痛いダメージを負った個人投資家も多かったのではないでしょうか?
私は、再三GAFAMショックがくるかもということを指摘してきましたが、あくまでもそれはGAFAMの実績に株価が連動してないというものでした。それはそれで正しい見方だったと思いますが、きっかけはQQQの株価がかなり急加速してたので、おかしいなと思ってました。後から見ると50日平均線(50MA)から株価が大きく乖離し始めてました。実は米国垢ではこれを指摘する人が何人かいました。これは今後、総合指数・個別銘柄関係なく暴落のサインの1つとして使えそうです。
事実としては、Apple, Teslaの株式分割、Salesforceの好決算とS&P入り、Zoomのミラクル決算などが重なった結果でした。これらのイベントを冷静に見ると、実際の企業価値は大して増加してないのに、株価がそれ以上に伸びたことはなんとなく分かったと思います。該当銘柄だけでなく関連銘柄も+10%とか異常なほど上がりまくってたので、上述の50日平均線と実際何が起きてるかを照らし合わせれば事前にショックが察知できそうです。特に、決算以上に株価上がっている場合は本当に注意が必要です。
仮想通貨も先行指標になりうる?
一部の人が指摘してたのですが、仮想通貨が少し早く反応するケースがあります。今回だけでなく、去年の年末あたりからEthereum, Bitcoinを定期的に見てるのですが、仮想通貨は1日、2日ほど早く反応するケースがあります。(すべてではないです)
今回も Ethereumを見てると暴落、暴落からの回復はそれぞれ1日早くピークと底を打ってました。QQQが50MAから乖離して、仮想通貨がいち早く売られたらいよいよ崩壊が近づいてるかもしれません。 今回はEthereumですが、Bitcoinが反応することもあります。
大量の個人投資家の登場
これは、暴落の1、2週間前に出回ってた画像ですが、、、本当にフラグを回収しましたね。次回、こういった画像が出回ったら本当に注意した方がいいと思います。
失敗と学び
では、暴落前後の失敗と学びを上げていきます
適当に買い増ししてた
最大の失敗は買い増しです。コロナ後からコツコツとポートフォリを拡大してたため、それなりに含み益があったので、買い増しは結構適当にしてました。本当に、気分に任せて、適当にパラパラっと買ってました。8月上旬まではこれでよかったのですが、8月下旬は完全に割高でつかんでました。もちろん、買増しなのでトータルとしてはほとんど平均価格ベースで含み益はでてますが、絶対的なパフォーマンスを目指すのであればいつ何時、買い増しとはいえ価格の妥当性は常にチェックすべきです。
ただ、これを個別銘柄でつど割高・割安を判断するのはコストが高すぎるので、常にQQQの50MAとの乖離を見て、あまりにも離れてるようだったら、調整が入るまで徹底的に我慢することが何よりも重要だと思います。
ナイフ下落時に手を出す
これも本当に何度も言われてますが、ナイフ下落時に手を出すべきでないなと思います。具体的にいうと9月3日、4日、8日と3日連続で下落をしたのですが、振り返ると手を出すべき日は8日か9日だったと思います。10%程度の下落であれば3日で大体大きな下落が終わるケースが多い気がします。9日の上がったとに手を出す方がセオリー的には正しかったと思います。少なくとも、金曜日に買って3連休を挟んで持ち込むのは結構リスクが高かったなと思います。つくづく、投資で一番重要なのは我慢だなと思います。
どうしてもはやる気持ちを抑えられないのであれば、PFの1%分とか少なめに買えば気持ちが抑えられるかもしれません。
ショートへのレバレッジ
これは若干テクニックが必要になるのですが、次回チャレンジしてみたいのがショートへの備えです。これはブタ子さんがいくつか挙げてくれてます。基本的に右肩上がりのS&Pやナスダックに対して持つのはリスクが高いですが、今回みたいにわかりやすい崩壊のサインがあれば次回はチャレンジしてみたいなと思います。もし、さらにリスクをとるならSQQQ ( QQQの3倍のレバレッジでショートする)なんてのもあるので、勇気ある皆様は是非チャレンジしてみてください(笑)
成功したこと
怪しい時は躊躇なくコンマリする
私は8月26日のQQQを始め、その後決算を直前に控えた、CRWD, DOCUを暴落前に全売却してました。結果論として、これは大正解でした。損失を未然に防いだだけでなく、暴落後に手元に大量に現金があるのはかなり有利に働きました。
もっとも、これらの銘柄はもともと心の中で処分しようかなとも思ってた銘柄でしたので、思い切って処分することができました。なお、CRWDに関しては暴落後に再度、買い増してます。
こちらは9月1日のツィートですが、今から思えば暴落2日前です。もう、上がり方が明らかにおかしいので、大きな調整をマックスで警戒してました。ここで「コンマリ」という表現をしましたが、まさにこういう時こそ、ときめかないPFの整理のタイミングだと思います。ときめかないというのは、パフォーマンスが悪い銘柄というより思いれのない銘柄という解釈で大丈夫です。
私のようなガチホスタイルの場合は暴落が分かっていてもPF構築には時間がかかるのでなかなか売りにくいです。暴落するかなと思った時こそPF整理の絶好タイミングとして活用するのがいいのかなと思います。仮に暴落しなくても、QQQの株価が50MAに再び戻ってこれば、さらにときめくもに投資すればいいだけです。
逆指値(ロスカット)
これは私が採算指摘してますが、逆指値(ロスカット)の設定は本当に重要です。逆指値とは、ある一定の値に下がってきたら売却するというタイプの注文なのですが、これをうまく使うことにより損失を未然に防ぐことができます。具体的な設定方法はまたごじつブログに書こうと思いますが、私自身も全ての銘柄で逆指値を設定しており、今回の暴落でも3、4銘柄ほど次々と現金になっていきました。それでも損失を最小限にすることができました。
今回はたまたま10%程度の調整なので、してなくても結果大丈夫だったかもしれませんが、ロスカットをしていると暴落後に手元に大量の現金があり、バーデンセールで攻めに転じることができるという最大のメリットがあります。暴落こそ、ピンチをチャンスに変える逆指値。これはどの銘柄に投資するということ以上に重要なテクニックだと思います。
現金比率
失敗に適当に買増しをしてたと書きましたが、8月の後半は少し怪しさを感じてたので買増しはしつつも現金比率は高めに持つように注意してました。周りはTeslaやApple、「TECL爆益!」などが目立ちましたが、それでもグッと我慢して大規模な資金出動を控えてました。私の頭の中は常に、利益をとることよりも、損失を回避することが念頭にあります。少しバブルかなと思っている時こそ、辛抱強く調整を待つのは本当に重要です。そうすれば調整後に割安のあのキラキラ銘柄を買うことができます。
投資は本当に我慢が重要だなと思います。
今後もよろしくお願いします
ここまで読んでいただきありがとうございます。やすブログでは、テックニュースやテック株の解説記事を引き続き書いて行こうと思います。
最後に、投資はあくまでも自己責任でお願いします。今後も良い記事を書いていきたいので、引き続き応援よろしくお願いします。
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