【実務で使えるビジネス英語メール】お手数をおかけして申し訳ございません

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ビジネス英語/英会話

こんにちはやすです。今日は実際のビジネス英語を参考にして「お手数をおかけして申し訳ございません」という英語の言い回しについての記事を書いていこうと思います。Googleで調べるとこのような使用例が見つかりますが、このような使用例はビジネスの現場でメールを10,000通もやり取りする中で見たことがありません。直接「お手数をおかけして申し訳ございません」という言い回しや文化は英語には存在せず、代わりに感謝を示す言葉が使われることが多いです。

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「お手数をおかけして申し訳ございません」の使用例

では、まず「お手数をおかけして申し訳ございません」という意に近い使用例全文について見ていきます!なお、こちらの使用例は実際に私が10,000本以上のメールをやりとりした結果実際のネィティブが使っていた言い回しをサンプルとしてまとめたものです

Hi Mike,

As we discussed yesterday, could you share me the list following?

– company name
– e-mail address
– address
– phone number

Thank you for your help!

Best,
YAS

このメールではMikeに対して、昨日の話し合いに基づいていくつかのTO DOリスト「会社名、e-mail、住所、電話番号」を送ってもらうようにお願いするメールです。そして、最後に感謝の意でメールを締めくくっています。上述したように、英語には直接「お手数をおかけして申し訳ございません」という表現は存在しません。(書こうと思えばかけますが書いた場合は非常にぎこちない英文になります)代わりに、お手数をおかけしたことに対する感謝を結びで示すのが一般的です。以下は私が実際に受け取ったメールの結びの一つです

Thank you for your help
=> あなたの助けに感謝します!

helpの代わりにsupportを使うケースもあります。日本語における「助け」と「ご協力」に近い使い分けなので状況に応じて使い分ければおkだと思いますが、わからなければhelpの方が汎用性が高いです

I very much appreciate your support!
=> あなたのご協力に感謝します!

もし、直接的な意味で、手間を取らせたことを謝る意を敢えて書くならば「I am sorry that I have troubled you so much.」という表現になりますが、たかだか何かをお願いしたくらいで、apologizeやsorryなどが使われたら非常に違和感を感じます。このような使用例は間違いです。欧米では、申し訳ない気持ちよりも、ありがとうという気持ちを前面に押し出す方が正解になります。

その他の「お手数をおかけして申し訳ございません」使用例

それでは私が実際に米国のビジネスマンとのやり取りで実際に受け取った他の使用例を見ていきます。上述したように、基本は感謝の意を結びで伝えるのが基本です。

あらかじめ感謝を伝える場合の「in advance」

「in advance」を入れることにより、これからお願いしようとしている内容に対してあらかじめ謝意をより伝えたいとき「何卒よろしくお願いします」的な意で伝えることができます。煩雑な内容やそれほど関係性が築けていない相手に使うことが多いですね

Thank you very much in advance! 
=>あらかじめよろしくお願いします

特に大きな謝意を表す場合の「apprecaite」

「apprecaite」を使うことにより、「Thank you」よりも大きな謝意を伝えることができます。本当にありがとう。本当にお手間を取らせてすいません。と言ったニュアンスを込めたいときに使います。関係性の上下はあまり関係ありません。あくまでもタスク量に応じて使い分けると言う感じです。逆に簡単なことをお願いした時は大袈裟になります。「

Thank you once again – this is one of the intense times for us and we very much appreciate your help! I’m happy to answer any questions you may have.
=> ご協力いただきありがとうございます

*あらかじめという意を入れたい場合は「in advance」を入れてもいいと思いますが、「apprecaite」と「in advance」を組み合わせて使う例はあまり見ません。入れない方が一般的でしょう。「in advance」がなくても実際にお願い事の実行前に使っても大丈夫です

何か申し訳ないことをお願いした場合の「paitience」

直接的な意味では、この使用例が一番近いとも言えますが、よっぽど非礼がない限りこの表現は使いません。例えば、何週間も待たせた上でお願いしたり、お願い事に対して何度も修正を要求したなど相手に対して明らかに非礼がある場合に限りこの表現を使うかなという印象があります。「sorry」を使いたくなりますが、「sorry」を使うと「あなたの辛抱に対してごめんなさい」と言う少し意味が通じない文章になるので「thanks」を使いましょう。

Thanks for your patience.  We look forward to working with you, 
=>お待ち頂きまして、ありがとうございます / あなたの忍耐に感謝します

最後に

いかがでしょうか?英語はこのように日本語では存在する言い回しが英語には存在しないことがしばしばあります。他の記事やウェブサイトでは直訳的な使用例が多く乗ってますが、実際のビジネスの場では使われていません。やすブログでは実際にビジネスのメールを10,000本以上やり取りした中でよく使われる言い回しを今後も上げていこうと思いますので、応援何卒よろしくお願いします。

では次の記事でお会いしましょう!Twitterのフォロー(@Yasushi_1985)やYoutubeのチャネル登録などよろしくお願いします。

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